必要な機能だけを組み合わせて作るデバイスの話です。
BugLabsというところからオープンソースハードウエアが発表されています。
これは、基本となるベースユニットに、必要なモジュールを組み合わせて必要な機能だけを備えたデバイスを簡単に作ることができます。 例えば、ベースユニットに液晶ユニットと携帯電話ユニット、キーボードユニットを組み合わせれば簡易携帯電話を作ることができます。
ソフトウエアは、自分でいじれる仕様なので、自分にあったデバイスを作り上げることが可能です。
現在、予定されているデバイスとしては、タッチセンサー付き液晶・カメラ・GPS・モーションセンサー・キーボード・EVDOモデム、3G GSMモデムなどがあります。
ベースユニットの機能は以下のようになります。
- CPU:ARMベース
- メモリ 128MB
- USB2.0
- serial通信可能
- 小さな液晶画面付き
- メモリカード
- 無線LAN(802.11b/g)
- GPS
PCが自作できるんだから、携帯電話も自作できてもいいじゃないって夢が時々話題になりますが、それの第一歩となりそうなデバイスです。
公開されている写真を見ると、あまりにも大きく不恰好だなと思いますが、この発想はすばらしいと思います。数年後に実用的なサイズになるといいですね。
ちなみに、写真に移っているのは、ベースユニット+液晶画面、GPS、カメラ、モーションセンサーです。